私たちが摘み手の人々と出会ったのは、フランス森林地帯の中心部でした。
彼らが永く続けてきた伝統的な営みこそ、野生の植物を食用や薬用に採取するワイルドクラフティングです。
採取は、自然の生態系に自生した植物を直接手摘みして行われています。それら野生の植物が育つのは、ゆっくりと時間をかけ培われた自然そのままの豊穣かつ活発な、生物の多様性にも恵まれた環境です。
そのため植物は、農業を通して収穫されるものよりも豊かな成分を有しています。
私たちの製法においてふたつの重要な有効成分の原料であるブナの芽と白樺の樹液も、代々受け継がれてきたこの手法で採取されたものです。
私たちは責任ある持続可能な収穫を続けてゆくため、AFC(フランス野生植物収穫専門家協会)に所属し、その活動を支援しています。
この数年間、協会は資源を持続させる理想的な収穫活動と生物多様性を守るための指導や助言を行い続けています。